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代表取締役社長 和田宅矛インタビュー
家づくりHISTORYインタビュー
 
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interview 静と動から生まれる発想が、家づくりの原点


―――社長ご自身はどんな家にお住まいですか?
   私はこの仕事をする以前からマンションを持っていましたので、残念ながら今もマンション暮らしなんです。築23、4年の建物なんですが、「薩摩中霧島壁」などの自然素材を使って全面改装を施してあります。板張りの床に畳をはめ込んで、和洋折衷のような空間もつくってあります。自分なりに住み心地の良い空間だと思いますね。

―――ご自身にとって、快適な空間とはどんな空間ですか?
   日本的な空間も好きですし、ヨーロッパ風の重厚感のある空間も好きですね。どちらにしても素材が本物であるっていう所がポイントですね。例えば、長い年月の間、漆喰を何度も塗り重ねて厚くなった壁・・・とかっていうのはいいんですが、それを意匠的にわざとつくったものとかはあまり好きではありません。昔の素材が年月と共に味わい深く変化していく・・・というような空間が好きですね。

―――社長のご趣味は?
 
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 趣味といえるかどうかわかりませんが、毎週お寺の座禅会に参加しています。日曜日の朝5時50分から始まるんですが、座禅そのものは40分位で、あとは和尚さんの法話を聞いたりします。僕は参加者の中ではかなり若手の方なんですが、座禅を組むと気持ちが落ち着いて、いろんなことが考えられるんですね。普段、仕事の合間に座禅的な呼吸をするだけでも気分が違いますよ。
 もうひとつの趣味は、競技ダンスです。ダンス歴は12年ぐらいになるかな・・・。家ではあまり練習しませんけれど、多い時には週5回、通常週3回は個人レッスンに通っています。それで、女房とペアを組んで中部地区の大会に出場しているんですよ。どちらかというと僕はモダン、女房はラテンが得意ですかね・・・。大会でいただいたトロフィーもいくつか家に飾ってあります。

―――座禅とダンス・・・まさに静と動という感じですね。
   そうですね。なぜ両方に惹かれるのかは、よくわからないんですが、それぞれに良さがあると思います。座禅とダンスの共通点というのは、強いて言えばどちらも姿勢がしゃきっとして、身体や精神が天に向かって伸びていく感覚がありますね。
それに、どちらも発想の転換や新しいアイディアを生み出すためのエネルギーになっている気がします。
 私は普段自宅のあちこちにメモ用紙を置いて、何か発想が生まれたらいつでもどこでもすぐに書きとめられるようにしているんです。思いついたときにすぐ書かないと忘れちゃうんですよ(笑)。特に枕元にメモを置いておいて、夜中の3時頃にふと目が覚めて、頭に浮かんだ内容を書き留めることが多いですね。そういう発想を生み出す原動力になっているのが、座禅の際の「瞑想」やダンスの際の「躍動感」かもしれないですね。

―――暮らし方というのは、その人の生き方につながっていると思うんですが、社長が理想とするのはどんな暮らし方・生き方ですか?
   どちらもやっぱり「自然体」でいたいですね。裏表なく正直に生きれていれば、何より自分自身の気持ちが楽だし、体にもいいと思います。それと、やはり常に何か目標を持って仕事していくことが大事だと思いますね。
 もうひとつは本当に贅沢な理想なんですが、日本は冬が長いから、寒い時期には1ヶ月ぐらいどこか暖かい所に行って暮らしたいですね。まぁ、これについては今のところ実現できそうに無いんですけれどね・・・(笑)。
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