
阪神淡路大震災を教訓に、建物の耐震性の再チェックの必要性が叫ばれています。地震で亡くなられた方の8割以上は建物の倒壊による圧死や窒息死となっており、建物の倒壊を防ぐ事で皆様の被害を大きく軽減する事ができます。また建物を建築する時の基準になる法律(建築基準法)は、大きな地震で被害を受けるたびに改正されているので、古い基準で建築されている建物については、現行の基準を満たしているかどうか調査をお勧めいたします。
ゾウケン住工房一級建築士事務所の耐震診断
弊社では木造住宅の耐震診断(一般診断)を無料で実施しています
弊社の耐震耐震診断は、静岡県の耐震診断に関する資格、静岡県耐震補強相談士(弊社4名在籍)を持った、ゾウケン住工房一級建築士事務所の建築士が担当致します。診断方法には一般診断と精密診断がありますが、浜松市・袋井市・磐田市・掛川市・湖西市・その他静岡県西部で診断の結果、必要があれば耐震補強工事をお考えの方を対象とさせて頂いております。
診断後は耐震診断の結果をもとに、お客様の建物に対して最も適した耐震補強案を含めたリフォームプランをご提案いたします。また、耐震補強工事に対して県の助成金が受けられる際は、そのお手続きの代行をさせて頂きますのでご安心下さい。家の耐震性能に少しでも不安がございましたらお気軽にご相談ください。
【無料耐震診断(一般診断)の方法】 |
在来工法2階建て木造住宅の耐震診断は、国土交通省住宅局監修の「木造住宅の耐震精密診断と補強方法」に準じて調査します。それぞれの調査から評点を求め、どの程度建築基準を満たしているのかを判定します。 |
1.耐震診断お申し込み |
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まずはお気軽にお電話0120-077-975・ホームページまたはEメールhome@zoken.netにてご相談ください。 |
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2.現地・建物の調査 | |
【1.地盤・基礎】 まずは家の足元の強度を確認します。 地盤・基礎は住宅の耐震性を判断する上で非常に重要です。診断は基礎のつくりと地盤の種別を総合して行います。 地盤・・・地盤図や周辺の地形を確認します。 基礎・・・○目視でひびの有無を確認 ○鉄筋の有無をセンサーで確認 ○コンクリートの圧縮強度を計測 |
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【2.壁のバランス】 建物の形と壁の配置は耐震性に大きく関係してきます。 建物の形と壁の配置を見ることで、その建物のバランスを判断します。 建築図面と目視で壁の形状を確認し、さらに図面どおりに壁が配置されているかも確認します。 たとえ壁の量を満たしていたとしても、壁の配置バランスの悪さによって、耐震性をそこなう事もあります。 |
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【3.壁の量】 建物は壁の量が多ければ多いほど地震に強く、少なければ少ないほど地震に弱くなります。 例えば、12畳を超えるような大広間があったり、2間以上続く大きな窓がある家などは、必然的に壁の量が少なくなってしまうだけでなく、壁の配置バランスも悪い建物となり、耐震性は低くなってしまいます。 |
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【4.老朽度】 建物の構造耐力上重要な部分が、時間が経ったことで劣化して、欠陥と判断される状態になっていないか確認します。 |
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1).床下にもぐり、基礎の強度やひび割れがないか、シロアリに侵食されてないか、適正な湿度が保たれているかなど調べます 2).小屋裏をのぞき、ボルトや金物がしっかり入っているか、緩みがないか、筋交は入っているかなど調べます。 3).外壁にひび割れがないか、基礎にひび割れがないか、瓦のずれがないかなど確認していきます。 |
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3.耐震診断書の作成 | |
調査データを基に耐震診断書を作成いたします。診断時の写真や現地調査表もまとめて報告いたします。 耐震補強案も同時に作成します。 |
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4.耐震補強案及び補強工事の見積 (無料) | |
耐震補強案は倒壊しない程度の補強にするのか、補修して住める程度の補強にするかはお客様と協議し、補強工事のご予算に応じた補強案を作成致します。また補強工事の見積書の必要な方は無料にて作成いたします。 |
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【耐震補強の方法】 |
耐震補強の工法は「耐震・制振・免震」と多種多様にありますが、中でもリフォーム工房造研が推奨する工法をご紹介します(写真はすべて自社施工例です) |
■耐震工法■ |
壁や床を補強して、建物の剛性を高めたり、基礎と土台を強固に結合する工法で、地震に耐えられる丈夫な建物を構築する工法です。 |
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1.構造用合板 軸組工法や枠組壁工法の木造建築物で、耐力壁、床板、屋根の野地板など構造上重要な部位に使用する合板で耐震性を高めます 2.かべ大将(大建工業株式会社) 国土交通大臣認定壁倍率2.3倍を取得した耐震壁です 壁面だけの工事なので工事中の不自由は最小限におさえられます 短期間・短コストで耐震改修が可能です 廃材処理を抑え環境にもやさしく、 ホルムアルデヒド規制対象外商品なので健康にも安心です 3.かべ つよし(エイム株式会社) 壁タイプにより、4.48倍・3.18倍・5.81倍の壁倍率が(財)日本住宅木材・技術センターにて実証されている耐震壁です 家の内壁側から床と天井を壊さずに補強します。3分割パネルで搬入もスムーズです 既存の木造軸組工法の住宅に使用し、壁の補強・新設により建物のバランスを整え、地震時の倒壊を抑制します 4.きそ きょうこ(エイム株式会社) 木造住宅の基礎のひび割れを2液性のエポキシ樹脂で基礎を補修します 5.GDアンカー(グランデータ株式会社) 建物の外壁等を壊さずに、外部から基礎と柱を接合する後付けタイプのホールダウン金物です 既存の在来工法(軸組み工法)の建物に施工します 解体・復旧等の作業がないため、従来の工法より短工期で費用も安く済みます 6.くるピタ(エイム株式会社) 柱面から70o以内であればどこにアンカーボルトがあっても簡単に施工ができるホールダウン位置調整金物です 筋交いやその他の障害物を避けた状態でどの位置にも取り付けることができます 内部取り付けのため美観が損なわれません 7.SDU−W/複合鋼板耐震制振パネル(イハラ建成工業株式会社) 粘弾性体に接着された複合鋼板により、非常に高い耐震性だけでなく、制振性の効果も高い工法です 耐震壁は箇所毎に設置できますので、住んだまま工事を行うことができます |
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■制振工法■ |
建物にエネルギーを吸い取る装置を取付け、地盤から受けた地震のエネルギーを吸収し、建物の揺れを小さくする工法です。 制振工法を行う場合、ご希望により『起震機』による診断(有料)を行っております。実際に家を振動させることにより、設計図からの計算では わかりづらい耐震効果を「目で見て」確認頂けます。 |
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1.仕口ダンパー(近藤鋼材株式会社) 一辺約15cmの三角形鋼板の間に粘弾性体をはさみ込んだもので、柱・梁交差部(仕口)にビスで簡単に取り付けることができる工法です 在来木造軸組工法の建物にのみ適用でき、通常の住宅であれば、1坪当たり1カ所の割合で取り付けることにより、大地震時の建物の変形を2〜5割低減します 2.ガルコン(株式会社ガルコン&エコア) 柱と梁をガルコンで結合して、地震の揺れをガルコンに吸収させ、揺れを軽減する制振金具です 地震の揺れだけでなく、強風や交通による振動にも大きな力を発揮します 3.GHハイブリッド制震工法(江戸川木材工業株式会社) 建物の横架材(土台−梁)間にオイルダンパーを取付け、地震の振動エネルギーを吸収することで建物の変形を抑えます この工法により、大地震時の建物の変形を小さくし、損傷を抑える効果があります |
■免震工法■ |
免震工法は、新築時に充分な地盤調査が必要です。リフォーム向きではないので記述は省略します。 |
【耐震リフォームに役立つサイト】 |
・『耐震ナビ』静岡県都市住宅部建築安全推進室 http://www.taishinnavi.pref.shizuoka.jp/ ・日本木造住宅耐震補強事業者協同組合『木耐協』 http://www.mokutaikyo.com |
木造住宅の耐震診断およびリフォーム・補強工事は造研へ
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サービス対応エリア:静岡県浜松市(中区・東区・西区・南区・北区・浜北区・天竜区)・磐田市・湖西市および静岡県西部地域
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